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7's Library

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はてな題詠「短歌の目」12月 振り返りと感想

初めて参加した、はてな題詠「短歌の目」12月 の振り返りと感想と総括です。

初参加だったので普段の様子とかわからないのですが、20人以上参加される方がいらっしゃるなんて凄いですね……。

 

■ 振り返り ■


■ 題詠 5首

1. おでん

冬だから。口実にされ煮込まれる週一おでん 春が恋しい

メニュー考えるのが面倒だったんで週に1回おでん作ってたらさすがに夫からクレームがあがりまして候。

 

2. 自由

野良猫は自由気ままに生きるもの だから外した首輪を悔いる

実家で暮らしていた頃は、車にはねられた猫の死体に遭遇することが多く、小学生の頃に1回だけ猫の死体を持って帰ってきて近所の空き地に埋めたことがありました。

 

3. 忘

忘れてよ忘れたいよと言い合って忘れやしない傷だらけの手

 10年以上前の、大して深い傷でなくてもなかなか完全に消えることはないようで。

 

4. 指切り

指切りなんてできなくてさよならをのみこんだあの夕暮れはどこ

「明日また」の「また」って言葉が好きでした。次があるようで。でも「また」と言いながら次がないこともあったなぁ。 

 

5. 神

神木は切り倒されてなお其処に在りて役目を終えることなく

これ見て思ったことでした。今回詠んだ中で一番自然に出てきた歌です。

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■ テーマ詠

テーマ「冬休み」

年賀状、社長の分を書いているクリスマスイブ完徹でした

年越しも独り会社で蕎麦すするブラック社員に休みはない

初日の出より早かった早朝の列車に揺られ夢の国へと

数年前まで都内のいわゆるブラック会社的なところに勤めていました。年賀状は一言メッセージが3パターン作ってあって、それを客のランクごとに分けて3人で書いていった思い出(超どうでもいい情報)。

 

 

■ 感想 ■

基本は一番好きだった歌についてのみ。あとは何か気になったのをちょこっとみたいな、そんな感じです。解釈違うよ!っていうのはもうすみませんごめんなさい。

 

冬休みの歌が一番歌っぽくて好きです。僕は、どんな気持ちでそれらを見ていたのかなぁって想像せずにはいられないです。あとおでん切ない……。

 

冬休みの一首目が何とも言い難い味わいでしたw 私は1年ぐらい戦争したり冒険の旅に出てた記憶が……。

 

季節柄冬休みの歌に強く惹かれました。年賀状をくれた相手は好きな人なのかなぁなどと。自由の歌も好きでした。詠んだ人はあたたかいし満腹だし誰かがいる、けれど自由がないのかもなぁなどと。

 

冬休みの一首目に凄く懐かしい気持ちになりました。神は笑いました。うちも今年ノロわれましたしw

 

冬休みの歌が面白いなぁと。我が家にもこんなやり取りがあったような気がします。指切りに、大好きな倉橋ヨエコの歌を思い出しました。

 

冬休みの二首目にほっこり。きっとじいちゃんは困りながらも喜んでたんじゃないかなって。そして忘の歌が身につまされる思いの母2年生です。

 

神の歌が最近のヨーロッパの難民問題とかいろいろ浮かびました。そんなに詳しく追っているわけではないけれど、心の片隅に、同じ世界で起きていることは認識しておきたいなと。

 

忘の歌が一番好きです。報われることっていつどういうかたちでくるかわからないんですよね。冬休みの歌はかわいらしかったです。

 

忘の歌が印象的でした。冬休みの二首と指切りの歌は子どもに対しての歌かなぁと母親2年生は反応。

 

日常をうたった素直に響く短歌が多かったです。特に冬休みの一首目がまさに今の私の気持ち……。五首目にあぁそうだよねって思いました。

 

神の歌が関西弁なのかわいかったです。冬休みの二首目、冬の日という印象がして、すごく好きです。

 

指切りの「守れないから」に凄く惹かれました。守れないとわかっていてする約束ってロマンを感じます。テーマ詠みも好きです。話には花を咲かせられないけれど、その代わりに、なのかなと。

 

全体的にユニークな歌が多かったです。中でもおでんが一番面白かわいい。冬休みの三首目も好きです。

 

忘の歌、前前前世のPVを思い出しました。冬休みの歌はどれも家族の匂いがしました。

 

題詠の歌はSFっぽい雰囲気のものが好きです。特におでん。冬休みの三首目に、つい最近見た景色を思い出しました。

 

忘の歌にその人の歴史のようなものが感じられていいなぁと思いました。

 

自由の物差しは人によって違うから、それをすり合わせるためのコミュニケーションって大切だなぁと改めて思いました。神の歌は、短歌ハッシュ12月号の別バージョンでしょうか。かわいかったですw そしてテーマ詠がうつくしい。

 

どの歌もいいなぁと思ったのですが、特に神の歌は素直で好きです。光は自分の内側にあるものを輝かせられたらそれでいいですよね。おでんの「浮き彫りの「普通」」という表現が良かったです。

 

おでんの具って最近増えましたよね。私が小さい頃は定番はもっと少なかったし、牛すじもロールキャベツもなかったよ。なんてことを思いましたw

 

 

■ 総括 ■

20人以上参加されてても、意外と被らないものなのだなぁと思いながら読み終えました。

他に書いてらっしゃる方がいましたが、テーマ詠は面白いですね。こういうテーマを持ってくる主催さんのセンスも良いのだと思いますが。いろんな冬休みがあって、歌がどうのというより、単純に面白かったです。会話劇をやってる方がいて、あぁこういう短歌もあるんだ、という気付きもありました(短歌初心者なので)。

題詠はおでんが面白かったです。一番日常を感じられる単語だからか、素直に日常によった歌、あえて空想にふけった歌とあって、読んでて楽しいものが多かった気がします。きまや様の歌がそこを適確に捉えられてて一番印象的でした。

 

自作の方は、おでん、忘、神は今の自分から、それ以外は過去の自分から作られてる歌だなぁと振り返ってみて思いました。神は偶然お散歩してたら見つけたもので、これは一番拾い物だったと思います。リズム感も一番良かった気が。テーマ詠はブラックジョーク風にできればと思ったのですが難しかったです。ここが一番歌っぽくないですね。単語が多く、リズム感がない。難しい。

 

今年1年は短歌を日常的に詠んでいきたいと思っています。今まではてなの企画を活用したことがなかったのですが、こちらの企画にもできるだけ参加していければと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

最後になりますが、他の参加者様でスターや引用スターをくれた方、ありがとうございました。私も積極的に引用スターしていきたいと思います!(スマフォからだと選択がうまくいかなかったりなぜか2回☆がついたりで消したりなんやらしましたすみません←)