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7's Library

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はてな題詠「短歌の目」1月 振り返りと感想

短歌 読書感想 創作雑記

無事2回目の参加ができました、はてな題詠「短歌の目」1月の振り返りと感想です。

今回も自分含めて16人もの方が参加していらっしゃって、これが通常なんだなぁ凄いなぁってなってますw

 

■ 振り返り ■

 


■ 題詠 5首 

1. 編
本を編み生きてゆきたいそう語るあなたはとても希望に満ちて

『本を編む』は読んでないし映像化作品も一切見ていませんがタイトル好きです。いつか子どもがこんな風に自分の好きを見つけてくれたらうれしいなぁという妄想w

 

2. かがみ(鏡、鑑も可)
自分見て笑い転げる一歳児 鏡の中のあなたはだあれ?

赤ちゃんって鏡大好きなの凄く不思議です。

 

3. もち
富山では餅はそのまま食べるもの 嫁いで知った私も食べた

去年の6月、娘の1歳の誕生日に私の両親(千葉在住)を富山に呼んで簡単なお祝いをしたときのこと。義両親が頼んだ紅白の餅を、そのまま食べることに両親が驚いていたのを見て、あーそうだ、餅って正月に焼いて食べるもんだったって思い出した富山嫁いで4年半の気持ち。郷に入れば郷に従ってた。

 

4. 立
立山のその連なりを見上げれば今日も一日生きてゆこうと

立山(連峰)って、私の生活圏では天候に左右される以外では常にどこからでも見える超自然的存在。神様がいるよっていわれたら納得できちゃうような雰囲気があって、富山の象徴のように感じられるのです。

 

5. 草 
草原は雪が積もれば雪原でとければきっと春が芽吹くの

たんぽぽさんが短歌ハッシュ1月号に寄稿されてたうさぎさんのお歌をイメージしつつ、草原から枯野、枯野に雪が降り、とけたらやっぱりセイタカアワダチソウの枯野になっている現実を癒やすための歌でした。

 

■ テーマ詠

「初」
初恋は未だにあまく舌先でころがせばほら蕩けてきえる

あんまり飴って好きじゃないんですけど、たまに食べると美味しいなぁって思うのが初恋を思い出すときのイメージ。実は具体的な初恋は覚えてなくて、ただ甘かったんじゃないかなっていう幻想みたいな……と、自己分析すればそんな感じですってぐらい、かなりふわっとよみました。

 

 

■ 感想 ■

tankanome.hateblo.jp

上記参加作品はすべて読ませていただきました。その中からパッと読んで気になった作品を引用コメントさせていただきました。

 

2.かがみ(鏡、鑑も可)
目の前の鏡の向こう側にいる人が、まっすぐ問いかけてくる
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - Letter from Kyoto

何を問いかけられてるのかは、読んだ人次第でしょうか。

 

1 編
編み上げた言葉の目には擦り切れた表紙の似合うこの辞書がいい
正月 短歌の目 - 好きな言葉を採集

 図書館や本屋さんにたくさん本が並んでるときの気持ちに似たわくわく感を覚えました。好き。

4 立
「立てるかい?」そんな気軽に言わないでそんな気軽に泣かされないで
正月 短歌の目 - 好きな言葉を採集

 一つの言葉に2つの気持ち。「泣かされないで」がいいなぁって。

テーマ 初
墨香る不揃いの毛の筆先の書き初めたるはへのへのもへじ
正月 短歌の目 - 好きな言葉を採集

子どもが書いたのかなぁ。かわいいなぁってw

 

5. 草
敷きものの下うねるやわらか草の上ふたりで開く小さな催し
はてな題詠「短歌の目」一月お題 - すみとも乳業

エロい← 

 

1.編
デタラメな編集繰り返した結果あるがままなど見る影もない
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - 思い残すことなど

編集を繰り返したモノはなんなのかなぁって。創作物とか気持ちとか思い浮かべました。

2.かがみ
少しだけ前かがみになり話聞く背の高いきみが大好きだった
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - 思い残すことなど

おねショタが妄想できました←

3.もち
あとはもうきもちの問題ゆっくりとこの人生を閉じていく音
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - 思い残すことなど

最近考えることのあった話題だったので。きもちの問題ってかんたんでむずかしい。

テーマ「初」
公園のベンチで焼けた空を見てはしゃいでたまるで初恋のように
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - 思い残すことなど

子どもって何でもないことで超大はしゃぎするんですけど、そういうのって別に子どもの特権でもないよなって。かわいい。

 

1. 編
編集の仕事懐かしあの日々もあのひとたちも一葉の紙
第15回短歌の目1月に参加します - ほしいぬ

編集のしごとしてたので懐かしくなりました。

3. もち
このきもち差し障りあるでも消えぬ扱いかねて戸棚にしまう
第15回短歌の目1月に参加します - ほしいぬ

このきもちたくさんもってる。

5. 草
意味もなく草をちぎって放(ほう)る君その退屈をいとしくおもう
第15回短歌の目1月に参加します - ほしいぬ

かわいい。「退屈を」がいい。

 

2.かがみ(鏡、鑑も可)
「「どっちでしょう?!」」鏡写しは双子ちゃん 年明けの席困る親戚
はてな題詠【短歌の目】第十五回1月 - とりえかんざし

情景が浮かぶ。双子「ちゃん」かわいい。 

5.草
枯れ草を集めて燃やしアルミ箔 仕込んだ芋を待つ子の軍手
はてな題詠【短歌の目】第十五回1月 - とりえかんざし

懐かしい。焼き芋食べたい。

テーマ詠「初」
めくるたびあなたの世界好きになる どうかわたしを飽きさせないで
はてな題詠【短歌の目】第十五回1月 - とりえかんざし

本好きにはたまらない歌ではないでしょうか。今回一番好きかも。

テーマ詠「初」
歩くのも交わす言葉もぎこちない どこに行ったよいつものわたし
はてな題詠【短歌の目】第十五回1月 - とりえかんざし

自分で自分に突っ込み入れちゃうのかわいい。

 

5. 草
草の名は知らずめずらし花の咲く ひとりぼっちを許す青空
短歌の目1月(どうして星が) - 窓のむこうはたぶん海

 「ひとりぼっちを許す青空」見たことあります。

テーマ「初」
もうすぐでふたつのいのちは分かたれて初めてに満ちた日々がはじまる
暗闇に十月十日を泳ぎきり君は生まれる ようこそ世界
短歌の目1月(どうして星が) - 窓のむこうはたぶん海

妊娠自体が初めてに満ちた日々だったことを思い出しつつ、分かたれることへの寂しさ不安、それ以上にこれから始まる日々への期待が感じられました。現実は大変ですけどw

そして私は十月十日泳がせてあげられなかったなぁって。子どもの方がのんびり泳いでられなくて出てきたんだよって夫は言ってくれますが、2人目はゆっくり泳いで出てきてほしいなぁ。

 

5. 草
ひとりでは暮らすこともままならず萎びたほうれん草のさよなら
第15回短歌の目・1月 - そこ、hyphen

ひとり暮らしはじめてしばらくは冷蔵庫が空だったことを思い出しました。

テーマ詠
逆上がりうまくいつた日は遠く錆のにほひの残る掌
第15回短歌の目・1月 - そこ、hyphen

錆のにおい懐かしい。

 

3. もち
もちもちのもちはもちだしもちもちではないもちはもちろんおかきかな
くりかえしのTANKA(短歌の目第15回) - 砂ビルジャックレコード

笑いましたw おかきも美味しいですよね。

 

1. 編
おでかけで座席に忘れた 編み籠 バスケット憶えているのは失しものばかりで
たんたん短歌 短歌の目/1月 - 片鱗カフェ

楽しいことより忘れられない出来事を覚えているものかも。バスケットの中に置いてきてしまったのかしら。

3. もち
「もちろん」は「でも」とセットで使いがちもちろんさびしいでもしかたない
たんたん短歌 短歌の目/1月 - 片鱗カフェ

もちろんそうなんだけどでもわかるなぁみたいな。

4. 立
「立ち往生」使えぬほどの深刻を想像しきれぬ 日本 ここにありて
たんたん短歌 短歌の目/1月 - 片鱗カフェ

「深刻を想像しきれぬ」って表現が深い。

テーマ詠み 初
告げられて穢れを見る 表情 かおしたあとで赤いご飯を炊く母、女
たんたん短歌 短歌の目/1月 - 片鱗カフェ

穢れ、赤いご飯、象徴としての女、バランスがいいなぁって。

 

2)かがみ
いつだって鏡の奥には夜がある闇の手前で誰かを写す
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - Komma usw.

 夜何時に鏡を見ると〜みたいな都市伝説を思い出しました。

3)もち
もちもちのほっぺなのねとつっつくと、「たべたらだめよ!」声上げる姪
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - Komma usw.

 かわいい。わかる。食べちゃいたい。

4)立
立春は光がすうと持ち上がりレースの風が頬を撫でる日
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - Komma usw.

春に良い印象はないけれどこんな優しそうな春なら好きになれそう。

呼び声の初々しさがいとしいと思う彼女は今日から義妹
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - Komma usw.

ひとりっこなので義妹ちゃんができたの嬉しかったなぁって。姉とは呼んでもらえてないからこの歌がちょっとうらやましいw

時折に立ち止まったらいつまでもいつも何処かで初心うぶでありたい
はてな題詠「短歌の目」2017年1月 - Komma usw.

 初心忘れべからず。最初の気持ちは大切。

 

テーマ詠「初」
はにかんで笑う君が横にいてそれがむずむず嬉しくって
まっすぐに落ちてくるような初雪に埋もれずにいる真っ赤なコート
短歌の目 第15回:1月 わたしはいつでも生まれ変わって - さらさら録

ストレートでかわいい。むずむず。

白の中の赤は目を引きそう。

 

5. 草
ほうれん草 ほうは放置でれんは憐憫、草は草もちくいてー(アンコ)
短歌の自由201701号 - 意味をあたえる

草もち(あんこ)食いてーですw

  

1. 編
愛す子も愛さない子も等しくはだれぞ遺伝子編まれた先の
#短歌の目 ひらがなのかがみのめいろの - learn to forget

いろんな子どもがいて、きっとそれは遺伝子レベルの個性なんだろうなって。

3. もち
おもちさえあればなんにもいらないの 夏はおそばがあればなんにも
#短歌の目 ひらがなのかがみのめいろの - learn to forget

夫のこと?ってなった歌でした。

4. 立
おひとりで立ってるあなたは美しく、けれどみなにもさあれと云えず
#短歌の目 ひらがなのかがみのめいろの - learn to forget

ひとりで立てる人がいればひとりでは立てぬ人もいるのだと知っていることは大切

テーマ「初」
なんもかもきみにとられてしまっててこの先どうして歩いてゆける
#短歌の目 ひらがなのかがみのめいろの - learn to forget

倉橋ヨエコの歌詞にありそう。

上記も面白く読みました。こういうの好きなのでぜひまた書いてほしいです!

 

気づくころにはもう傷ついているものなんです初恋なんて
半年後には一面の春~短歌の目二期・1月の巻~ - さよならドルバッキー

初恋は叶わない的な。

餅持たせよろける孫を見るだけで目じりも下がる古希も目前
半年後には一面の春~短歌の目二期・1月の巻~ - さよならドルバッキー

1歳の誕生日に餅を背負わせる行事のことかなぁと微笑ましく。うちはよろけなかったけどギャン泣きだったなぁって。でも両家のじじばばはみんな嬉しそうだったことを思い出しました。

 

 

■ 総括 ■

今回も面白く読みました! もうすぐお母さん3年生なので子ども関連の歌はかわいー!!!ってなってほぼ無条件に☆つけてますねすみません。自分と関連のある出来事はわかるーってなりますけど、それ以外で、なんかふわっと刺さる短歌がいくつかあって、そういうのは意味とかわからなくてもいいなぁ好きだなぁって思っちゃうの不思議でした。

あと詠んだ短歌の裏話的なことやどういう気持ちで詠んでるか作ってるかみたいなのはもっと書いてくれる人が増えたら嬉しいです。知りたい。

自作はほぼ一発書きでした。推敲1回ぐらい。草の歌が一番スターをいただけてるのが興味深いです。季節感がある歌だからなのか、イメージしていた歌が良かったのかしらん? それとも今回富山ネタと育児ネタが2個ずつで、初恋というもう手垢付きすぎた感じのがあって、その中で、一番誰にでも覚えがありそうでないギリギリのところだからなのかなぁ、などとも。自分でもこの歌が一番好きだったのでいいんですけど。

そろそろ2月分も詠みたいのですが、体調というか血圧が上がりがちでなかなか手がつけられていません。が、今月もなんとか参加がんばりたいです!

最後になりますが、スターや引用スター、ありがとうございます。励みになりますし、なるほど〜ってなります(笑)