短歌ハッシュ2月号、ネプリ配信終了3日前には印刷できたのですが、その後すぐ血圧が朝とはいえ上156下94を叩き出したので、やらなくても生活できる作業はストップしていました。下手すると入院になってしまうので。血圧はね、知らないうちに上がるし自覚症状とかほとんどない(ちょっと体調悪い?ぐらい)のでほんっとーに怖い。沈黙の臓器といい勝負だと思うホント。
ということでツイッターにはギリギリ配信終了日の夕方ぐらいに感想アップさせていただきまして、今回もそれをまとめた+@ぐらいです。
#短歌ハッシュ 2月号配信します。植物をテーマにした短歌8首と植物図譜。(絵は下関市紅石山自然樹林の立札を参考に描いたもの)文庫本のカバーにもなります。
— usaurara花うさぎ&卯楽々堂 (@usaurara) 2017年2月10日
セブンイレブン 96848222 A4 カラー 60円 17日まで☆#ネプリ #ネットプリント #tannka #短歌 pic.twitter.com/rkrT5zm40R
今回のイラストはこれまでと方向性がガラッと変わってました。昔の図鑑風でちょっと懐かしい気持ちにw
あと、これは他の方がツイートしていたのだけれど、色味がいいんです。渋いんだけど暗くなりすぎずで凄くバランスがいいんですよね。たぶん白の割合が良いんだと思います。あと今回植物を描かれてるのですが、いろんな緑があって、自然の緑ってそうだよね、同じ緑は少ないよねって改めて見返していいなぁと思いました。
そして今回の掲載歌、どれも上品! イラストの雰囲気にぴったり!!
短歌のテーマは「植物、図鑑」。
ひとつずつ紐解いてくと、鳥、指、名、と、この少ない歌数の中でかぶる言葉が出てくるのが面白かったです。植物から連想されやすいのかしらーとか。
一言感想はツイッターに投稿したものに+@というか、より個人的な気持ちがメインです。実際に詠まれた方の意図とは異なる可能性大ですのでご注意くださいまし☆
・かつらいすさん
風景と感情の両方が想像できて特に好き。春がくることへの気分の高揚が味わえて、通勤なのに子どもの頃にかえったみたいな、わくわくする感情がよみがえってくるようでした。
・くさびりんたさん
静かに寄り添うようにじぃ〜んと響いてくる歌で好き。植物図鑑を読む毎日が、とても大切なものだったのだろうと想像させる繊細さに惹かれました。こういう歌がよみたいです!←
・紺堂カヤさん
一番インパクトがありました。皮肉っぽい言い回しが面白いのですが、誰に向かっていってるのかなぁというのが気になるというか妄想できますね!
・高村七子さん
叶わなかった気持ちと植物の儚さが二重螺旋のように寄り添って、消え入りそうな雰囲気が素敵でした。
・実駒さん
現実とファンタジーの狭間にすとんと落とされたような歌で凄く好き。優しい気持ちになります。名前は大事。
・うさうららさん
一見弱そうに見える鳥(ことりかなぁ)のしなやかさ強さが眩しく、一番自然を感じさせる歌でした。〆がかっこいい!
・きぃちょんさん
花のことだけれど人のことでもあるのだろうなぁと。唯一人工的な植物を扱った歌。なんとなく某アイドルグループを思い出さずにはいられませんでしたすみません。
・葛紗さん
一番どう読むべきか悩ましかったです。ストレートに読むと拒絶されたように感じられたのだけれど、そういう強さはなくて、どちらかというと、ハッと気付かされるような歌で、それで指の意味を調べたら注意を促してるのかなぁって。指にも意味があるんだ!って勉強になりました←
そしていつも通り、今回のテーマで一首エア参加です。
・永遠に四つ葉になれぬクローバー 集めてそっと図鑑に綴じる
植物といえばクローバーとシロツメクサと桜が好きです。今回はクローバーを選択。そしてクローバーといえばCLAMPさんの某作品が頭から離れることはないので、その辺も踏まえつつ(←)、植物と図鑑、両方を満たしたいなと。
幸福を与える四つ葉のクローバーになれない葉っぱたちを哀れんで押し花にする、図鑑に綴じることで葉っぱたちがぐちゃぐちゃになってしまえば葉の枚数など気にならないよね、四つ葉になれないクローバーを自分自身ととらえて永遠に封印できれば、の3つぐらいで読めるかなぁと思いました。
もう入手はできないのですが、実際のネットプリントはブックカバーにするとこんな感じです。『小説 君の名は。』読んでます(映画はみてません←)。本当は植物に関連した本のカバーに使いたかったんですけど、ちょうど読み始めたところでしたのでw
おまけ。短歌読書用ノートはこんな感じ。好きな歌が多かったので☆を2個足してみました〜。
3月号も楽しみです。