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文章書いたり本作ったり短歌詠んだり感想呟いたり

はてな題詠「短歌の目」12月に参加します

上記の企画に初めて参加させていただきます。

 

■ 題詠 5首

 

1. おでん

冬だから。口実にされ煮込まれる週一おでん 春が恋しい

 

2. 自由

野良猫は自由気ままに生きるもの だから外した首輪を悔いる

 

3. 忘

忘れてよ忘れたいよと言い合って忘れやしない傷だらけの手

 

4. 指切り

指切りなんてできなくてさよならをのみこんだあの夕暮れはどこ

 

5. 神
神木は切り倒されてなお其処に在りて役目を終えることなく

 

 

■ テーマ詠

 

テーマ「冬休み」

年賀状、社長の分を書いているクリスマスイブ完徹でした

年越しも独り会社で蕎麦すするブラック社員に休みはない

初日の出より早かった早朝の列車に揺られ夢の国へと

 

 

せっかくなので連作みたいにできたら面白いだろうなぁと思ったのですが、難しくて諦めました……。

テーマ詠にタイトルを付けるなら「ブラック会社のふややすみ」です。

 

【追記】