仕事、イベント準備、風邪!であっという間に配信期間が過ぎてしまった!!と思っていたら最後の一日が残っていました(笑)
ということで、今月の短歌ハッシュにも一首掲載いただいています。今回は6月に開催予定のネプリ同時配信企画・ペーパーウェル第4回(テーマ・文房具)用とのことで、大人かわいい文房具のイラストに、その紙面からイメージした短歌たちのブックカバー。
#短歌ハッシュ 3月号を配信します! 文房具を寄せ集めた二色刷りふうのイラスト、そこから発想した短歌8首です。今回はかわいいサイズでA4登録。B4に変更可です。どんな文具が選ばれているか、読んでみて下さいね。
— usaurara 卯楽々堂 & 花うさぎ (@usaurara) 2020年3月10日
セブンイレブン 58615067 カラー 60円 17日まで #ネプリ #ネップリ #短歌 pic.twitter.com/HAJCMXOTl6
今月はかわいいものが好きなひとたちの心をくすぐるイラスト、デザイン、カラーリングという感じで、かわいい以外出てきません。かわいい。でもかわいいだけでは短歌になりません。かわいいを三十一音に引き伸ばさなければなりません。しかも文房具は多い。多すぎ。昔使っていたもの、今使うようになったもの、いつか使ってみたいもの……誰? こんなテーマ出したの……と思いながら一応かたちになった短歌たち。
- 真っ直ぐな定規がズレてがたがたのピンクの線を走れトーマス ☆
- 桃色のインクで綴る文字たちよ春のときめき届けておくれ ※
- 一文字ずつ時間をかけて書いていく万年筆のインクは緑
- 何度でも書いては消せる鉛筆と消しゴムを置き万年筆に
- 尻尾だけ折れてしまった猫型のクリップたちで思い出すタマ
- ちょきんちょきん椿を落とす鋏たち次は桜を吹雪のように
☆が採用で、※は一緒に出した歌でした。今万年筆にはまりまくっているので万年筆の歌が多いです。私のTLでも好きな人が多いというか、そこからおいでおいでされて今沼にいるんですけど←
以下、いつも以上に簡単なコメントです。
イラスト
かわいい。だけではあれなんですけど、ちょっと思いついた歌があったので置いておきます。うささんが怒らないといいな〜。
黄色からピンクへジャンプ! はるうらら短歌ハッシュが季節を運ぶ
うちは今年次女が入園で、いろんな文房具に名前を書いてシールを貼ってっていう作業があるので、入園入学の季節だなって。子どもが卒園卒業するときは使っていた文房具への愛着や思い出などを語りたくなったかもw
短歌
・海月ただようさま
便せん。言葉を乗せてくれるもの、最近はネットが多い気がしますけど、紙に書くと重みが増すかも。それは書いた人の心境やら体調やらが文字にあらわれるから。パソコンとかスマホから打ち込む言葉よりきっと重い。書くという行為ひとつをとってもパソコンでキーボードを打つのと紙に文字を書くのでは全然ハードルが違うと最近思いました。と同時に、白紙の手紙があったら、それはそれで重いのかも。誰かへ送る言葉なのか、自分の中の整理しきれない感情のための言葉なのか。紙飛行機、ちゃんと飛べますように。
・絹更ミハルさま
はさみ。ひらがなの魔法の呪文。改行の位置がいいところで入っているので、違い(?)がわかりやすいですが音読だと頭がこんがらがりそうですw ところではさみみの長さはきっと左右対称ではないかな、と思いました。
・望月万里葉さま
鉛筆。上流から流れてきた石がまるくなるみたいなことを思いました。ただ鉛筆なので、真(芯)はやさしいというより弱いのではないかと想像。わたしは筆圧が強いので、よく、せっかく尖らせた鉛筆をぼきぼき追っていまして(シャーペンの芯もちょっと長く出しすぎると折る)。優しさと弱さは紙一重?などとちょっと意地悪な読み方かしら、と思いつつ、一字開けが気になって。
・葛紗さま
シュレッダー(もしくは紙)。一人暮らしをしていたときか、会社に勤めていたときか、曖昧な記憶の中にシュレッダーを使ったことがあって、それは手でぐるぐる回す安い品だったのですが、この歌のはきっと電動でがーってやるタイプかなって。その無慈悲さ無情さ、それを眺めている心境があらわれていて好きです。
・山上秋恵さま
シャープペンシル。シャーペンではなく、シャープペンシルと表記したところに愛情を感じたお歌。グリーンはエバーグリーン? もしくは実景でしょうか。同じシャープペンシルを30年も使ったことがないのですが、大事に使えば持つものなのですね。あるいは、大事に使ったからこそ、シャープペンシルもこたえてくれたのでしょうか。
・諏訪灯さま
万年筆。素直に万年筆の楽しさを詠まれた歌、という印象ですが、「も」というところから、これ以外のたのしい時間を想像。選んだインクを入れて、実際に書いてみて、イメージした色通りだったり、違う出方をしたり。こういう色ならこんなときに使おうとか、万年筆の楽しさが広がるお歌。
・うさうららさま
雲形定規。雲形定規とうささんが被りました(笑)。いえ、実際のうささんは(雲形定規も)違うのかもしれませんが、気づいたら一番いいとこにいて、後になってごめんごめん、って感じが。当然という顔をしているけれど、本人にはそんな気はまったくなくて、周囲が勝手にそう思って、そう見ちゃうのかなっていう、印象を受けました。
ということで配信は本日いっぱいです。でもたぶん6月に再配信があると思うので、出せなかったという方は6月の再配信をお待ちくださいね。
さてさて、今年最初のイベントが終わり、ご縁もあったようで嬉しい限り♪なのですが、でもまだ去年のこととか今年のこととか今年の手帳のこととか書けていなくてせめて4月までに!と思いつつ、確定申告と次女入園準備と町内会の引き継ぎと風邪でばったばたしているのでまず風邪を、っていうか声が出るようになりたいですね。
絵本は読めないし子どもにお返事すれば咳の嵐、仕事の電話も声がほとんど出ない。まず自分の耳に自分の言葉が聞こえていない時点でお察し← 皆さん風邪には気を付けましょうね!