4/20(土)第五回文学フリマ金沢に直参します
とうとう去年参加したときのレポートも書けないまま今年の文フリ金沢が近づいて参りました。レポは不完全でもなんでもとっとと上げるべきだと反省しておりますので、今年は1か月以内には書きます(断言しておく)。
ということで、もうあと2周間ほどで第五回文学フリマ金沢になりますので、当日のお品書き一覧になります。
■ イベント概要
日時:2018年4月20日(土)13:00〜18:00
スペース:い-25〜26 7's Library+ペーパーウェル
今回の見どころは、4年の時を経て実現した育児アンソロジーの発行と、ネプリ企画ペーパーウェルの展示、それから去年より規模を縮小した委託書店です。後は残部1〜2冊の手製本コーナーも見ていってくれると嬉しい☆ あと、今回はうさうららさんと隣接参加です!
■ 新刊「育児アンソロジー1 こどもはかわいい こどもはたいへん」
育児をテーマにした8人によるノンフィクションアンソロジー。散文を中心に短歌、漫画を掲載しています。
ちなみに手製本です。出来上がりは↓イメージです。糸やビーズの色は変わります。
■ ネプリ同時配信企画ペーパーウェル第1回作品の展示
ペーパーウェルは、共通のテーマでつくったオリジナルネプリを同時配信して楽しもう!という企画です。昨年10月からスタートしました。うささんとわたしで運営をしています。この第1回参加作品のうち、著者にご許可をいただいた49作品を展示しますので、お気軽に見ていってください。1スペースまるっと展示作品なので、少しは見やすいかな、と思います。当日の設営イメージです。ポップはこれからつくりますよ……。
★シールを置いておきますので、「いいな」と思った作品があったらぜひ貼ってください! 感想が書ける小さなメモみたいなものも置いておこうかどうしようか悩んでおります。
■ 委託書店
おすすめ同人作家さんたちから素敵なご本をお預かりしています。昨年もお預かりした作家さんたちの、新しい本だったり別の本だったりします。
・第7回300字SSポストカードセット(300字企画様)
たくさんの作家さんが「雪」をお題に書いた300字以内のショートストーリーが掲載されたポストカードのセットです。紙がキラキラしたのが多くて眼福です! 5セット限定・無料配布。
以下ポストカードセットの現物です。1セットに38枚の雪ポスカが入っています。見本(右側)もございますので、どんな作品があるのか見てみたい、という方もぜひお立ち寄りください。
・ゆきのふるまち(くまっこ様)
年中雪が降る雪深い町——雪町。その町で暮らす3人の女の子たちの物語。表紙イラストや装丁、すべてを含めてひとつの物語のような本です。読み終わったとき、心にやさしい雪が降り積もっているような、そんなお話。
・月の子 —ふたご座星の乙女—(くまっこ様)
ふたりの魔女とふたつの星、そしてふたりの少年がつむぐ、ファンタジーとSFが混じり合ったようなふたつの物語。やさしさだけでは守れないけれど、やさしさがあるから希望も生まれるのかも。
絶版になった文庫本のミニバージョン(A7サイズ)。背にビーズが付いていてとってもかわいいです!
・詳しい予感(泉由良様)
10作品を掲載した短編集。どこへ向かうのかわからないままさまよっていたはずが、気付けば向かう道をしっかりと歩いていたような、読み終わったとき道が開けた気持ちになりました。昨年の金沢で頒布させていただいた『ウソツキムスメ』『ミルチリカル』とは異なる強さがあります。
・すな子へ [改訂版](泉由良様)
「すな子」という女性が登場する、二つの物語。どこか知らない国をさまよっているような前半と、少しずつ毒を盛られたかのように引き返せなくなる後半と。「すな子」の結末をどうか見届けてほしい、そう思う作品です。
以上5種類、ほとんど金沢初頒布の作品です。ぜひお手にとってご覧ください。
■ その他既刊
手製本です。どれも残部極小です。
・往復書簡(豆本&ポストカードセット)
旅暮らしのハシビロ公と、お屋敷で彼を待つ姫君の「往復書簡」。二人の書き手が、実際に手紙を書くように執筆。第2回300字SSポストカードラリー参加作品として作成した300字SSをまとめ、エピソードを追加して豆本にしました。見本誌除き残部1。無料のポスカはたくさんありますので、豆本いらないという方はどうぞポスカをお持ちください。
・シロツメクサの丘の七不思議
四つ葉のクローバーを模したかたちの本です。見本誌除き残部1。
・野良猫たちの隠れ家
エッセイ×短歌の表紙付折本。野良猫とその死にまつわる5つの記憶。見本誌除き残部2。
・さが。
剣と魔法の旅モノ異世界ファンタジー @ゆるふわ日常系短編集。見本誌除き残部2。これはコピー本っぽいです。
ということで、何か気になる作品があってもなくてもお気軽に遊びに来てください! 当日は頭に7をつけたアイコンをぶら下げている予定ですので、スペースにいたらもちろん、会場も回りますのでお気軽にお話しできたら嬉しいです!(話したくないという場合はそっとこうジェスチャー?いただければ察しますたぶん)
■ 参加しているアンソロジー
文フリ金沢で頒布される2種類のアンソロジーに作品を載せていただいております。機会があればぜひご覧ください。一冊は当スペースの隣で頒布しておりますw
・ぽたん
うさうららさん主宰の21人の詠み手による短歌アンソロジー。うささんの手製本アンソロジーに参加するのは初めてで、まずその装丁がとても楽しみです! わたしも絶対買いたい一冊!!
・Library2
志稲祐子さん主宰の詩歌と掌編小説の図書館アンソロジーの第2段。作品一つひとつに対しての読みやすさ、あるいはその作品世界を邪魔しない余白のうつくしさがとても素敵な本です。
というところで、今年は当日製本などしなくてすむよう製本をがんばっておきます!!
ただ、今年は万が一個人誌新刊が間に合ったとしても小瓶に詰めるだけなのでそんなに大変じゃないんじゃないかと(フラグ)